朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「でもさー。
デートでやみつきニンニクキャベツはないわー。
いくら食べ放題だからって、その後のこと考えたら、ちょっとまずくない?」

「は? 何が⁇ 」

「だ、か、ら!
女の子とデートなら、普通はニンニクを控えるでしょう?
その後のお楽しみが、ニンニク臭で台無しじゃん。女の子が嫌がらない?」

「別に嫌がってなかったけど……」

むしろ俺と同じくらい食べてたよな。

「……」
「……」

「…ん? どうした………あ」

うわ。
環の誘導に乗ってしまった!
俺、今、女と行ったって認めた⁉︎

「やっぱ女だ……」

「エェ〜‼︎
し、真、彼女出来たの?
え、誰? 私の知ってる人⁉︎ 」

「え、い、いや……」

「知ってる人なんじゃない?
だって“一番”に行ったんでしょう?
あそこに行くのって、お姉ちゃんの大学の学生か卒業生の可能性大じゃん。
前に連れて行ってくれたでしょ」

たしかに、一番は泉と撫子の通う大学の最寄り駅にある。

「エェ‼︎ ちょっと、誰なの⁉︎ 」

と、そこへ宣が2階から降りて来た。
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