朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「あ、さっき言いかけたんだが、」

「え? 」

「ショーの時のこと。
俺達のランウェイでの会話って聞こえたのか?」

「まさか。会場内はほとんど悲鳴だったし、音楽も大きかったから聞こえないよ。
あ、でも、最後の決めゼリフはちゃんと聞こえた。
たっちゃんが音楽のボリュームを下げるように指示してたんだろうね」

なら、やっぱりあのことは知らないのか。

「京、ランウェイでプロポーズしたんだ」

「えぇっ!!
ほ、本当? それってマジのやつ? 」

「ああ。俺は直前に聞かされてたからな」

「え、じゃあ、あの時泉が京抱きついたのって…」

「演技じゃない。プロポーズの返事だ」

「きゃぁぁぁ!
すごいっ! 京やる〜!
そうだったんだ〜〜!
泉、良かったね。喜んでるだろうなぁ〜。
あ、だから今日、夢の国なんだ。
プロポーズの記念日にステイできるって、最高〜〜〜!」

こいつなら自分の事のように喜ぶだろうとは思ったけど、案の定だな。

「それで……
俺も報告がある」

「え?…………なに、改まって…」
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