いつかキミが消えたとしても
☆☆☆

初めてキスを交わしたその日はなかなか眠りにつくことができなかった。


胸の中が幸せに満たされて苦しくて、母親に言えないことをしてしまったというかすかな罪悪感もくすぶる。


布団に潜って何度もそのときのことを思い出しては、枕に顔をうずめて黄色い声を上げる。


そうして気がつくと、窓の外はうっすら明るくなって来ていたのだった。
< 113 / 178 >

この作品をシェア

pagetop