相思相愛マリアージュ(後)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
「俺は昔と変わらず遥を愛してる…別れたくない・・・」

「…私には貴方の妻である資格は・・・」

「・・・遥は俺のコト愛してないのか?」

愛してる…
愛してるからこそ、私は彼に・・・

奏弥さんは私を強く抱き締めた。

「俺は君を失いたくない…」

「奏弥さん・・・」

彼は私にキスを落とす。

キス越しに伝わる彼の熱い想い。

舌を絡め合わせた蜜なキスに溺れていく。
こうしてキスを交わしたの何ヵ月振り?

舌と舌を絡めていたかと思えば、彼の舌は歯列を優しく舐め、口内を隈なく探っていった。

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