天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
「あっ、俺急に熱出たかも」
氷室先生のわざとらしい演技に口元が緩みそうになったが、必死に堪えた。
「はいはい。熱出ましたね」
肉を咀嚼しながら氷室先生に冷ややかな視線を向ける。
そんな私と氷室先生を見て、小鳥遊先生が苦笑いした。
「そこのふたり、俺の存在忘れてるだろ」
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