天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
イケメンと関わって女の人に恨まれるなんてもう嫌。
「……ちゃん、茉莉花ちゃん」
先生に呼ばれてハッと我に返る。
「す、すみません。ちょっとボーッとしちゃって。もう一度言いますが、病棟クラークなんて無理です。未経験の私にわざわざ声をかけなくても、先生がうちに来ない?って声をかけるだけで即オーケーする子いっぱいいると思いますよ」
私のアドバイスを聞いて、先生はちょっと恨みがましく突っ込んだ。
「茉莉花ちゃんには振られたけどね」
「氷室を振る女の子っているんだな。それは貴重」
そんなコメントをして私たちのテーブルの横に座ったのは、これまた脳外科医の小鳥遊謙信先生。
背は氷室先生くらい。黒髪のサラサラヘアで、切長二重の目がとってもクール。
この病院の院長のひとり息子で、氷室先生とは同い年で幼馴染。
小鳥遊先生も優秀なドクターで顔もいいから女性にモテるが、どちらかというと無口で積極的に話をするタイプではない。
真面目な性格で、いつも自分を律しているような雰囲気があって先生のファンの看護師さんたちは遠巻きにキャアキャア騒いでいる。
「……ちゃん、茉莉花ちゃん」
先生に呼ばれてハッと我に返る。
「す、すみません。ちょっとボーッとしちゃって。もう一度言いますが、病棟クラークなんて無理です。未経験の私にわざわざ声をかけなくても、先生がうちに来ない?って声をかけるだけで即オーケーする子いっぱいいると思いますよ」
私のアドバイスを聞いて、先生はちょっと恨みがましく突っ込んだ。
「茉莉花ちゃんには振られたけどね」
「氷室を振る女の子っているんだな。それは貴重」
そんなコメントをして私たちのテーブルの横に座ったのは、これまた脳外科医の小鳥遊謙信先生。
背は氷室先生くらい。黒髪のサラサラヘアで、切長二重の目がとってもクール。
この病院の院長のひとり息子で、氷室先生とは同い年で幼馴染。
小鳥遊先生も優秀なドクターで顔もいいから女性にモテるが、どちらかというと無口で積極的に話をするタイプではない。
真面目な性格で、いつも自分を律しているような雰囲気があって先生のファンの看護師さんたちは遠巻きにキャアキャア騒いでいる。