天才脳外科医の愛が溢れて――もう、拒めない~独占欲に火がついて、とろとろに愛されました~
「いや、氷室は単なる色ボケ」
「そうかもね」
私の顔を見て口元に笑みを浮かべながら認める氷室先生。
ああ〜、もうなんなの。
そんな素敵な笑顔を見せられたらもうなにも言えなかった。
朝食の後、氷室先生の講演会場に向かう。
「茉莉花ちゃん、ちょっと俺のスマホ預かってて」
氷室先生がスマホを二台私に差し出したので、言われるまま預かった。
「あっ、はい」
「バイブに設定してあるけど、鳴っても出なくていいからね。患者さんのことは全部久我先生に任せてるから」
「了解です」
私の返事を聞いて先生は舞台袖に行き、小鳥遊先生と私は空いている席に腰掛けた。
特別講演だけあって、若い医師から年配の医師が聴講に来ていて、席もほぼ満席。
私が聞いてもちんぷんかんぷんとは思ったのだが、氷室先生が『ちょっと参考程度に聞けばいいよ』と言ってくれた。
まあ『つまらなかったら聞かなくていい』とも言われたけど。
前の方に席には岩井さんがいて、背筋を正して壇上を見ている。
なんか意気込みが違う。
「そうかもね」
私の顔を見て口元に笑みを浮かべながら認める氷室先生。
ああ〜、もうなんなの。
そんな素敵な笑顔を見せられたらもうなにも言えなかった。
朝食の後、氷室先生の講演会場に向かう。
「茉莉花ちゃん、ちょっと俺のスマホ預かってて」
氷室先生がスマホを二台私に差し出したので、言われるまま預かった。
「あっ、はい」
「バイブに設定してあるけど、鳴っても出なくていいからね。患者さんのことは全部久我先生に任せてるから」
「了解です」
私の返事を聞いて先生は舞台袖に行き、小鳥遊先生と私は空いている席に腰掛けた。
特別講演だけあって、若い医師から年配の医師が聴講に来ていて、席もほぼ満席。
私が聞いてもちんぷんかんぷんとは思ったのだが、氷室先生が『ちょっと参考程度に聞けばいいよ』と言ってくれた。
まあ『つまらなかったら聞かなくていい』とも言われたけど。
前の方に席には岩井さんがいて、背筋を正して壇上を見ている。
なんか意気込みが違う。