S系敏腕弁護士は、偽装妻と熱情を交わし合う

『我が息子ながら、なかなかいい男だよ。まぁ、気軽に考えておいてよ。じゃ』
「でも――」


言いかけた菜乃花の言葉は通話が切れたため遮断されてしまった。

(きっと世間話みたいなものよね。おじさまだって真剣に考えているわけじゃないだろうし)

ひと呼吸置き、菜乃花は気を取りなおして休憩室に戻った。

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