一人より、二人?


 夕方になり雲が多くなってくるとそこに、天使の梯子が現れた。


 平の何もない大地に光りが滝のように流れ落ちてくる。


 思わずシンガポールのことを思い出した、あの時もキレイだったけど、今回はそれ以上!


 思わず時間を忘れ見とれてしまうほど、ここに来て初めての景色。




 言葉に出来ない感動!





 少しずつ太陽が沈み、星がちょっとだけ顔を出してきた。




 凄い感動を味わったからなのか、無性に先生に逢いたくなって来た、何故そんなふうに思うのか少し前まで忘れようとしていたのに。



 先生の優しさにもう一度触れたい、無理なことは分かっているけれど…



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