意地っ張りな恋の話
「だってこの人なんとなくおばさんっぽいじゃん、出立ちとか…頭もボサボサだし」
「…っこれは!!サークルの帰りだからでいつもはちゃんとしてるし!」
「へえ、こんなカッコでサークルとか行ってんの?モテないでしょ、おばさん」
ぐさり。
容赦なく高校1年の美少年からの言葉が突き刺さる。
悔しいけど全く反論できない。
「あー…柚璃ちゃん、ちょっと髪直しておいで?」
苦笑いで店長に促され、立場の無いあたしはそそくさと更衣室へ逃げた。