恋無草〜忘れられない想い〜
…でも、気付く人は居るんだなって、後々嫌なほど思いやられる日がくるなんて、このときは全く思いもしなかった。



だって、私は緩いくせっけの腰までの茶色い髪の毛で、毎日黒ぶち眼鏡をかけて生活している。


そんな私が社長令嬢と呼ばれるわけがない。


…あ、そんなこと話してたら、会議が始まっちゃう!


急いで会議室の準備をしなくちゃ!!
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