【書籍化】利害一致婚のはずですが、ホテル王の一途な溺愛に蕩かされています
詳細に目を通したあと、ぷるぷると首を降って、みゆきの大きな胸にボヨンとハガキを押しつけた。
「こ、こんなすごいパーティーに行くなんて、無理だよ……。無理!」
グランツ・ハピネスと言えば、セレブ御用達で、中には一泊一千万以上の部屋があるってホテルだよ? 場違いだし! お金持ちって高圧的な男性しかいなそうだし!一般人対象みたいだけれど、私には参加費も高すぎるし!無理!
「それに、一緒って……みゆきには陵介くんがいるじゃない」
彼女の左手の薬指に輝く婚約指輪に、ジロリと視線を送る。
「咲笑……安心して。これ、陵介の会社がやる、イベントなの。リニューアルオープンするホテルの」
私の反応が予想通りだったのか、みゆきはクスクス笑いだす。
「へ……?」
肩の力が抜けた。
向坂陵介くんは、イベント会社の社長で、五年の交際を経てみゆきと結ばれた婚約者だ。イケメンなのに優しくて友人である私にも気を配ってくれる信頼できる人。
「だとしても、なんで婚活パーティーなんかに……」
「こ、こんなすごいパーティーに行くなんて、無理だよ……。無理!」
グランツ・ハピネスと言えば、セレブ御用達で、中には一泊一千万以上の部屋があるってホテルだよ? 場違いだし! お金持ちって高圧的な男性しかいなそうだし!一般人対象みたいだけれど、私には参加費も高すぎるし!無理!
「それに、一緒って……みゆきには陵介くんがいるじゃない」
彼女の左手の薬指に輝く婚約指輪に、ジロリと視線を送る。
「咲笑……安心して。これ、陵介の会社がやる、イベントなの。リニューアルオープンするホテルの」
私の反応が予想通りだったのか、みゆきはクスクス笑いだす。
「へ……?」
肩の力が抜けた。
向坂陵介くんは、イベント会社の社長で、五年の交際を経てみゆきと結ばれた婚約者だ。イケメンなのに優しくて友人である私にも気を配ってくれる信頼できる人。
「だとしても、なんで婚活パーティーなんかに……」