❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
牡丹餅を貰い受け、絡み餅を差し上げ、どっこいどっこいだ。

牡丹餅を一口入れると、ゆっくりと味わって食べた。

絡み餅は―――まだ二十個以上あり、二人はもう少し挙げようかと思った。


「こんなにも沢山貰って・・・作ったりして・・・太ってしまうわ・・・」


「俺も最近・・・太り気味に・・・って、なんでと男の俺に言わせるんだ・・・」


「えぇぇぇ?私にも・・・言わせないでよ!!!」


「お前が・・・勝手に、言い出したんだろう?」


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