❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
「な・・・何よ!!!誰?」


大声を上げると、そこには黒田京子ではなく、黒田蓮見ではなく、もっと年配の人が居た。

目出し帽を被っており、ナイフを持っていた。

彼女は怖くて動けなくなってしまった。


「お前・・・誘拐してやる!!!」


「だ・・・誰か・・・助けて―――。」


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