❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
「ご・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」


「愛子・・・ち・・・畜生―――。」


「愛子の馬鹿野郎―――。殺人鬼・・・」


そう言われてしまった。

森口愛子は自分の恋人が庇ってしまったと自供した。

馬淵敦子は思い出していた。


―――雅か・・・こんなことになるなんて・・・


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