愛して、芹沢さん
またそういうことをサラッと言う。



一々反応してしまうの辞めたい。





「コーヒー、冷める前に飲んで?僕、お風呂入ってくるからゆっくりしてて?」


「あ、はい」


「お利口さんに待っててね」




と頭に乗せられた手にドキッとする。



お利口さんにって…子供扱いだ。




やっぱり芹沢さんの中のわたしはまだ子供なんだ。



目の前のブラックコーヒーに目をやると、子供扱いされたことへの不満からそのまま口に運んだ。




「うっ、苦〜…ブラックはまた今度」



と砂糖とミルクにすぐに手を伸ばした。
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