愛して、芹沢さん
それから少しして芹沢さんも目を覚まし、早朝には旅館を出て帰ってきた。




『3日間の埋め合わせで仕事が詰まってるから、また少しの間会えないと思う』



別れ際にそう言われたけど、あのメッセージを見てしまった以上、芹沢さんを疑ってしまう。


本当に仕事で会えないの?




未緒って人と会うから?



って…わたしの心はめんどくさい。





「大学行こうかな…」



本当なら今日まで休むつもりだったけど、早朝に帰ってきたこともあり、午後からの講義には出れそう。



柑奈と風ちゃんにお土産も渡したいし。





と準備をして、大学へと足を向けた。



講義室に入るとすぐに柑奈と風ちゃんを見つけ、声をかけた。
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