今の自分を、スキニナレマスカ?
『ずっと黙っててごめんね。あの日俺が知り合いに頼んでナツを襲わせた。ナツにもらった写メをあいつらに見せて探させた。ナツに俺のほうを向いてほしかったんだ!自分で振り向かす自信なくて‥だけど本当に悪いことしたって思ってる!』その事実は衝撃すぎた。あたしは泣いて、泣きまくった。床の上を何度も何度も叩きながら。
ガチャッと玄関が開いた。ノブが悲しげな目をして立っている、悲しいのはあんたじゃなくてあたしだよ!思わずノブを睨んだ。
「ナツ?本当に悪いって思ってるんだ!だからずっとナツに手ださなかったし!大切にしたいって思ったのは本当だし、ナツを好きだっていう気持ちに嘘はない!だから信じてほしい‥。」
そう言いながらあたしのそばへきて、肩に手を掛けた。あたしは反射的にその手を振り払った。
「信じれるわけないよ‥あたしがどれだけ傷ついたかわかる?どんな思いをしたかわかる?男のあんたにわかるわけないよ!!」
冷静でなんていられない。
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