今の自分を、スキニナレマスカ?
「写真まで撮って、あたしのあんな姿見たかったの?信じられない!」
「違うよ!あれはあいつらが勝手に‥。」
「お金払って売ったくせに!もういい!!」
あたしは部屋を出ていこうとした。
「待ってよ!お願い!!」
あたしの腕を掴んで離してくれない。
「いやだって言ってるの!」
そう言ってノブ腕を叩いた瞬間、ノブの目つきが変わった。
「待てって言ってるだろっ!!今まで大事にしてきてやったのに。なんだよ‥あんな過去のことっ。お前は俺の言うこと聞いてればいいんだよっ!!」
左手で腕を掴まれ、右手で思いっ切り顔を殴られた。殴られた勢いで、あたしは壁に背中をぶつけた。ノブはあたしから合い鍵を取り上げ、鍵をかけてまた仕事に戻って行った。殴られたあたしの頬は赤くなり、腫れていた。
ずっと、ノブはあたしを救い出してくれたと思っていた。いつもそばにいて支えてくれていた。あの時ノブが来てくれなくても、あたしはきっとノブを好きになっただろう。ノブに出会えたから、勇気をもらえたし、リスカも辞められた。幸せだって思えて、もうこれ以上の幸せなんてないってくらいで…。大好きだったのに‥大好きだったのに…。
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