アクセサリーは 要りません
暫くして、目を開けた惠美里に

「してほしかったら、
キスしてって言って?」

「伊吹くん、キスして?
いっぱいキスして?」

惠美里ちゃん、「いっぱい」って言ったよね?今?

くぅ〜

どうして君は俺を喜ばせる天才なんだ?俺、暴走しちゃうよ?どうするの?止まんなくなったら?あ、いや止めるよ?ちゃんとマスクは外さないし、服も着たまま。

「うん、今度は俺から」

抱きしめて、マスクの上からなのが、とても残念だけれど、あっちにもこっちにも、早く緊急事態宣言が解除になることを祈願して、いっぱいさせてもらいました。し過ぎて、俺のマスク湿りました、すみません。
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