アクセサリーは 要りません


「うっっ」


そう言って目を合わせたまま手を抜き、両手で私の両頬を覆って、私の「おでこ」に「おでこ」で頭突きした。

「いたっ、
って言うほど痛くないけれど
びっくりしたよ」

「な、惠美里な、
もう俺、降参な。

惠美里ちゃん、ヤバい。」

え?私の勝ちなの?よく分からないなぁ。

その後暫くコーヒー飲みながら話をして、「そろそろ帰るわ」って言って、マスクに軽くチュッてして、やっぱり私がドアの鍵をかけた音を確認してから、伊吹くんは帰っていった。
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