アクセサリーは 要りません
「惠美里」

そう言って抱きしめた。震えていた惠美里だったが、俺の目を見てにっこりと笑ってくれた。

「今日じゃなくても良いんだ。
怖くなったり、痛かったり、
無理だってちょっとでも
思ったら言って?止めるから」

「伊吹くん、大好き」

「俺も大好きだよ」

そう言って惠美里の唇にキスを落とした。ソファにもたれて座る惠美里に覆い被さるように唇から頬、おでこ、瞼、耳から首筋に降りてきて、その頃には着崩れてきていて肩元にもキスを落とした。

「ひゃっ うぅ  んんん」

「惠美里、ベッドへ行こう」
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