アクセサリーは 要りません
そっか、そんな事あったんだ。お父さんの仕事の内容によっては、他社側も扱いにくい人をわざわざ採用はしないってなるんだろうな。異動にも気を使わねばとか面倒だし。父親の仕事で採用に影響を与える事自体ナンセンスだけれど、父親からもストップかかるのなら、影響ある仕事のやりとりがあるんだろうな。

「そっか。
商社でイキイキ働いている、
うーん、、、
宇部先生を先生として見てるから、
インターン姿さえ
想像できないけれど。

でも、お昼なんてむさ苦しい
男子学生に囲まれて取らなくても、
カフェでオシャレものを、
今どきの人に囲まれて食べたり
できそうだけれど」

「時々なら、そういうオシャレな所も
良いですけれど、毎日は、、、ね。
毎日は、築地さんのバランス良い
ご飯が良いです」

「うわ〜ツッキー泣いて喜ぶよ」

「でもホントですよ。だって」

「お出汁の国の子だから、だろ?」

「そっそうです。正解!
ふふふっ
正解した山口先生には、
うーん、商品何が良いかなぁ」

「今日1日、
手をつないで歩きます券」

「え?」

「あ、良い商品だ。決定、行こう」

そう言って立ちあがり、再び手を繋いだ。

1日って言わず、定期券にしたらよかったか?いや定期はまずいだろう。学校でもつなぎたくなるから回数券か?って俺は男子高校生か?
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