アクセサリーは 要りません
「うわ、素敵なお店ですね。

あ!ここ、東京にも進出している
お店の本店ですね。
落ち着いたら行きたいと思って、
地図アプリに星つけていた
ところなの。

どうしよう、あっちもこっちも見たい。

山口先生、時間決めてください。
その時間にはここへ戻ってきます」

「あ、1人の方が見やすい?
一緒なら時間気にせず見れるよ。
どっちでも良いよ」

「先生退屈しちゃいません?」

「天然娘といたら退屈しません」

「むぅう〜
じゃあ、一緒にいてください」

「え?」

「あれ?一緒に来てくれる
って意味の言葉では?」

「はいはい、そうです。
行きます、行きます」

くっそっ、びっくりした。俺が振り回されてばかりいるんだ?
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