異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
「長くなるかもしれないんですけど、聞いてくれますか?」
私の大好きな優しい表情で「もちろんだよ」と頭を撫でてくれた。
ゴクリと唾を飲みこむ。
「私、母と二人暮らしなんです。シングルマザーだった母は朝も夜も働き詰めでついに身体を……精神を壊してしまいました。元から心配性な母だったんですけどやっと落ち着いて、今は軽い鬱病なんです。私の母が未婚でシングルマザーになった理由がその時付き合っていた彼氏、その彼氏が御曹司だったみたいなんですけど、妊娠した母を捨ててお金持ちの令嬢さんと結婚してしまったんです。母はそれがトラウマになってしまったみたいで私にはお金持ちはやめろ、身の丈にあった人と付き合えとずっと言われてきました。だから……私が総介さんとお付き合いするとなると母は倒れてしまうんじゃ無いかって、やっと落ち着いてきた鬱がまた酷くなるんじゃ無いかと思うと、怖くて。本当に私の勝手で総介さんを振り回してしまってごめんなさい」
「俺は君を捨てたりはしないよ」
「で、でも……」
「母親のことが気にかかるなら俺は何年かけてでも君のお母さんを説得する」
涙で彼の顔がぼやけて見える。
「真緒、俺の事が嫌だったらこのキスを拒んでくれ」
頬を包まれゆっくりと彼が近づいてくる。拒めるはずがない。だって、こんなにも、涙が溢れ出してくるほど私は総介さんが好きなんだから。
優しくて温かな唇が小さく震えていた私の唇を包み込んだ。大好きな彼の温もりを直に感じ取る。身体が熱で溶けてしまいそうだ。濡れた舌が私の中に入ってくる。舌と舌が絡み合い、もう離さない、とでも言い合っているかのように吸い付き合い、彼の腰に手を回しぎゅうっと抱きしめた。息をするのも忘れるくらい噛み合うような濃厚なキスに集中してくらくらのぼせてしまいそう。
私の大好きな優しい表情で「もちろんだよ」と頭を撫でてくれた。
ゴクリと唾を飲みこむ。
「私、母と二人暮らしなんです。シングルマザーだった母は朝も夜も働き詰めでついに身体を……精神を壊してしまいました。元から心配性な母だったんですけどやっと落ち着いて、今は軽い鬱病なんです。私の母が未婚でシングルマザーになった理由がその時付き合っていた彼氏、その彼氏が御曹司だったみたいなんですけど、妊娠した母を捨ててお金持ちの令嬢さんと結婚してしまったんです。母はそれがトラウマになってしまったみたいで私にはお金持ちはやめろ、身の丈にあった人と付き合えとずっと言われてきました。だから……私が総介さんとお付き合いするとなると母は倒れてしまうんじゃ無いかって、やっと落ち着いてきた鬱がまた酷くなるんじゃ無いかと思うと、怖くて。本当に私の勝手で総介さんを振り回してしまってごめんなさい」
「俺は君を捨てたりはしないよ」
「で、でも……」
「母親のことが気にかかるなら俺は何年かけてでも君のお母さんを説得する」
涙で彼の顔がぼやけて見える。
「真緒、俺の事が嫌だったらこのキスを拒んでくれ」
頬を包まれゆっくりと彼が近づいてくる。拒めるはずがない。だって、こんなにも、涙が溢れ出してくるほど私は総介さんが好きなんだから。
優しくて温かな唇が小さく震えていた私の唇を包み込んだ。大好きな彼の温もりを直に感じ取る。身体が熱で溶けてしまいそうだ。濡れた舌が私の中に入ってくる。舌と舌が絡み合い、もう離さない、とでも言い合っているかのように吸い付き合い、彼の腰に手を回しぎゅうっと抱きしめた。息をするのも忘れるくらい噛み合うような濃厚なキスに集中してくらくらのぼせてしまいそう。