異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
彼との会話は楽しく自然と笑みが溢れていた。普段は初対面の人に対しては萎縮してしまうのに何故だろう、彼は大丈夫だった。
オペラが開演するギリギリまで二人で顔を向かい合わせながら他愛の無い話をピアニッシモの声量で話した。お互い音楽が好きなこと、初めての海外旅行にドキドキしていること、私ばかりが話しすぎていたと思う。それでも構わず「うん、うん」「そうか」と何度も相槌をうってくれる彼の優しさに不安でいっぱいだった私の心はいつの間にかすっかり雲一つ残らず青々しく晴れていた。
オペラが開演するギリギリまで二人で顔を向かい合わせながら他愛の無い話をピアニッシモの声量で話した。お互い音楽が好きなこと、初めての海外旅行にドキドキしていること、私ばかりが話しすぎていたと思う。それでも構わず「うん、うん」「そうか」と何度も相槌をうってくれる彼の優しさに不安でいっぱいだった私の心はいつの間にかすっかり雲一つ残らず青々しく晴れていた。