ふんわり王子と甘い恋♡



視界いっぱいに広がるのは、白いシャツ。



背中に回ったフワリくんの腕に……私は掴んだままのパーカーを、ぎゅっとすることしか出来ない……




だって、これって……





「ななちゃん、……ズリーんだもん、」

「、…」

「ななちゃんが、……悪いんだよ、」

「、、、」





なにも……言えなくて……



ただ涙が、溢れるだけ……





フワリくんへの好きが……また、いっぱい溢れてくる……


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