That's because I love you.
「…んゃぁ…っ。…ゃ…もぅ、…も…っ。」
「…なーに。もうイきそうなの?」
「…ん、…ん…っ。」

目をぎゅっと瞑ったまま小さくこくこくと頷くまりあに、明広は愛おしそうに微笑む。

「全くまりあは…まぁいいや。挿れてからが本番だしね。」
「…ぁんん…っ。…っぁ…あきひろ…さぁん、……~~~…っ…!」

まりあの中の弱い場所を刺激する指の動きを速めてやると、まりあはすぐに小さな体を跳ねさせ、達してしまった。
明広ははぁはぁと息を切らすまりあをひょいと抱き上げると、ベッドに運んで下ろし、服を脱がせる。

「…ぁ…。で、で、電気…っ。」
「…わかったわかった。僕が消すから。」

慌てるまりあに思わず吹き出しながら電気を消すと、自分も服を脱ぎ避妊具をつける。
まりあを組み敷き唇を触れ合わせた後、ぎゅっと彼女を抱き締めてやりながら挿入する。

「…平気?」
「…っ、…はい…。」
「…最初、このまま動こうか。」
「…はい…っ。」

まりあを抱き締め優しく髪を撫でてやりながら、ゆっくりと中を突く。

「…ぁ…、…ぁん…っ。…ふぁ…っ。」

(…明広さん…。いつもより優しくしてくれてる…。)

誕生日の自分を思いやってくれる明広の優しい気持ちが嬉しくて、まりあは涙を滲ませながら彼の背中に両手を回し、ぎゅぅっとしがみつく。

「…私…幸せです。こんな幸せな誕生日…生まれて初めてです…っ。」

まりあの消え入る様な震える声を聞いた明広の胸は、見事に撃ち抜かれてしまう。
彼女を抱き締める腕に、無意識に力が込められる。

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