恋は塩味(ねこ神様のお通り・失恋ファンタジー)
<不幸の連鎖・第4弾・その2>

田舎のお葬式は忙しい。
人がいつも出入りする。

お通夜、葬式、初七日、四十九日・・・納骨・・・
母が喪主だが、
ほとんどの実務、葬儀社との打ち合わせ、お寺さん、近隣対応は私がこなした。

さび猫も姿を現さなかった。
人の出入りが多かったから、猫も用心しているのだろう。
とにかく忙しく、あわただしく毎日が過ぎて行った。

やっと一息という時には、クリスマスケーキシーズンに突入していた。
毎日、泥のように重い体をやっとこさっとこ、動かし続ける。

ポンコツのロボットのように、同じ動作をひたすら繰り返す。
貼り付けた笑顔・・感情は疲れでもう枯渇している。

礼智からは・・あれから何も連絡がなかった。

私から、連絡をする暇も余裕もなかった。
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