恋は塩味(ねこ神様のお通り・失恋ファンタジー)
<その日の夢・2>

靴をはいていないのだ。
足は・・裸足なのだ。

裸足でダンスはできんでしょう・・私は焦った。

でも・・声が出ない。
王子は困ったような笑顔を浮かべている。

・・・・・・・・・・・・・・

そこで目が覚めた。
イケメン王子の夢・・・
なんだ、これはと思う。

でも、そう思うのは一瞬で
すぐに現実の生活
スケジュールが脳内を駆け巡る。

家賃の支払い日が近い。
通帳残高が気になる。

ため息をつくまもなく、布団をはね上げて起き上がった。
仕事に遅刻はできない!!

私の仕事
ケーキをいっぱい作って、売りさばくこと。

職業・パティシエ

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