きみは桜姫。
私は一層悲しくなって泣きそうになった。

「あー、バイキンが一緒の空間にいるなんて気分悪くなるわ!そうだろ?宙?」
風雅くんは言った。

「そうだね、風雅」宙くんも同意する。

「除菌しねえとな。宙、これバイキン姫にふってこいよ」風雅くんが、除菌スプレーを宙くんに渡した。

「風雅、やりすぎ」宙くんは言った。

「宙、俺のこと嫌いなのか?大事じゃないのか?」

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