今日から騎士団長の愛娘!?~虐げられていた悪役幼女ですが、最強パパはわたしにメロメロです~
声をあげかけて、すぐにふたりから漂う痺れるような緊張感に気づいて呑み込む。ふたりを中心に、場内を肌を刺すようなピリピリと張り詰めた空気が支配していた。
入口にひしめく人たちも、全員が固唾を呑んでふたりを見つめていた。私も口をキュッと引き結んで見守った。
その時、ずっと見合っていたバイアスさんが動いた。
一気に間合いを詰め「ハッ!」という掛け声と共に、パパに剣を振り下ろす。
「っ!!」
あまりの早さと勢いに、パパがバイアスさんの剣で切られちゃうんじゃないかと思い、心臓がキュウゥッと縮む。
ところが、この後の展開は私の予想を大きく裏切る。
パパは打ち入れられた刃を軽く受けて横にそらすと、僅かに空いたバイアスさんの脇腹目掛けて切り込む。
バイアスさんはすんでのところで躱し、そのままふたりは幾度か剣をぶつけ合う。
素人目にも、パパが圧倒的な優勢に見えた。
――キンッ、カキンッ!!
目が追いつかないくらい、ふたりの剣捌きは速かった。
入口にひしめく人たちも、全員が固唾を呑んでふたりを見つめていた。私も口をキュッと引き結んで見守った。
その時、ずっと見合っていたバイアスさんが動いた。
一気に間合いを詰め「ハッ!」という掛け声と共に、パパに剣を振り下ろす。
「っ!!」
あまりの早さと勢いに、パパがバイアスさんの剣で切られちゃうんじゃないかと思い、心臓がキュウゥッと縮む。
ところが、この後の展開は私の予想を大きく裏切る。
パパは打ち入れられた刃を軽く受けて横にそらすと、僅かに空いたバイアスさんの脇腹目掛けて切り込む。
バイアスさんはすんでのところで躱し、そのままふたりは幾度か剣をぶつけ合う。
素人目にも、パパが圧倒的な優勢に見えた。
――キンッ、カキンッ!!
目が追いつかないくらい、ふたりの剣捌きは速かった。