今日から騎士団長の愛娘!?~虐げられていた悪役幼女ですが、最強パパはわたしにメロメロです~
 わぁっ! それって、またパパと中央公園に来られるってことだよね!?
 パパの言葉に、俄然嬉しくなった。
「約束よ、パパ!?」
「あぁ、約束だ」
 パパは私の頭をポフポフと撫でて、自分の分のホットドッグの包みを解き始めた。
「お嬢ちゃん!!」
 その時、すぐ後ろから声を掛けられて振り返ると、ホットドッグの売店で注文を取っていたおばちゃんが、息せき切って立っていた。
「おばちゃん? どうしたの?」
「さっきの言葉、聞かせてもらったよ! うちのホットドッグは人気だけどね、そんなふうに褒めてくれたのはお嬢ちゃんが初めてさ。あたしゃ、気に入ったよ!」
 おばちゃんはニッカリと笑んで、私の手にグッとなにかを握らせる。
「えっ?」
「お嬢ちゃん、あんたはいつでも無料だよ! これでうちの店のホットドッグを好きなだけ、食べてっとくれ!」
 言うが早いか、おばちゃんは売店に向かって行ってしまう。
 ……なんだろう? カードかな?
< 138 / 219 >

この作品をシェア

pagetop