イケメン御曹司が初めての恋をして、天然でかわいい女の子に振り回されちゃう話。


下唇を要くんの唇で挟むように触れられて、いっきに体温が上がる。

ちゅっと音を立てたキスを落としながら、要くんの手がわたしの頬や髪に触れて腰に下りてくる。


要くんが触れるところにいちいちビクッと反応してしまうくらい、体中がなんかおかしい。


何度も触れては離れる唇に、心臓がバクバクと大きく騒いでいる。



「か、要く……ここではっ…ん……っ」



中庭だから校舎から見られてるかもしれない。

そう思うと嫌だな。



「ん、見えないとこ行こ」


わたしの気持ちを察してか、目の前の空き教室に移動してくれるけど、入ってすぐにまた塞がれる。

ドキドキのしすぎて体の力が抜けていく。


だけど、要くんがそんなわたしの腰をしっかりと抱き寄せているから、なんとか立っている。



「優乃」

「ん……」


名前を呼ばれると同時に、また唇が落ちてくる。

もう何回触れたかわからない。




「口開けて」



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