ハーフな俺。後編(完結)
そんなことを頭の痛くなるくらい考えていたら、リサがいた。
そのまま、俺は女らの群れから抜け出した。
林間以来、俺もリサも『あの告白』には触れていない。
喧嘩の原因もマリアにしつこいくらい聞かれたが、
俺も陸も話さなかった。
リサはあんなことがあったとは思えないくらい、普通に俺に接してくれる。
(もしかしたら、こいつもう俺のことなんてどうでもいいのかも・・・)
そう思うと、ホッとすると同時に少し寂しい気持ちになった。
こいつらは本当に良い奴で、俺は一緒にいててすごく気が楽になれる。
こんな風に思える日が来るなんて思ってもみなかった俺。