ハーフな俺。後編(完結)
「覚えていますか? この間の林間で陸、あっ、大西が俺に言ったこと。」
「えっ?」
「あいつ、俺がこんなに弱い奴じゃないって言ったけど、俺は最近分からないんです。
自分自身が凄く弱くて、恐怖から逃げたくて、でも勇気がなくて・・・って俺何言ってんっだって感じっすね。
すいません。」
「謝らなくていいのよ。
恐怖とか勇気が出ないとか、ってきっと皆一緒なんだよ。
私だって怖くて行動に出せないこと、しょっちゅうあるんだよ。」
「えっ?」
俺は顔をあげて先生を見る。