ハーフな俺。後編(完結)
「クライン、もう大丈夫か?無理はするなよっ。」
いつもより優しい言葉を掛けてくれる担任の高野。
「もぅ、平気です。心配を掛けて申し訳ありませんでした。」
そう言い、教室の前から自分の席に向かう。
リサはこっちを心配そうに見つめている。
リサの横を通り過ぎる時、『大丈夫だ』の意味を込めて、あいつの頭にポンっと手を乗せた。
席に着くと、隣の陸が俺に
「心配したしっ。」そう言って、俺を突付く。