もっと俺を欲しがって?






この学校には2種類の男がいる。




king4か、king4以外か――だ。





by小柴有愛






「いや真顔でそんなこと言われても~」




目の前で困った顔してお弁当を食べている小町。




「今日朝から変だよ有愛。
そりゃ、あの神子戸澪様に顔触られるなんて春夏秋冬が一気にキタくらいの天変地異なのは分かるけどもさ~」



「天変地異どこじゃないよ!昨日から、私っ…この学校の男どもがジャガイモにしか見えない病になってしまったの!!」



「ジャガイモは美味しいけどもさ~」



「だってあの、距離にして約30センチほどのところにあの神々しいフェイスがあったんだよっ!?しかもあの手が、あの手が私の、か、顔に、触れっ…ぐはあっ」



「おーい有愛、気をたしかにー」



「おーいそうだぞこの里芋女、白目むいてんじゃねーよキモすぎーー」




「ってうっさい!戸澤!!」





カッ!!と覚醒した私は、すかさず黒目を取り戻し戸澤に文句を言った。





戸澤誉士(とざわたかし)



私と席が隣のジャガイモ代表である。





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