慎二さんは今日もご溺愛です♡〜第2夜〜
こんどはメイドさんかぁ……

「ねえ、恭子さん」

「はいっ」

「貴族の女はみんな嫌なやつだった……俺、恭子さんと出会えて、本当によかったよ……」

「慎二さん……」
あたしはなんだか泣きそうになった。

「恭子さん、好きだ。
身分の違いなんて、気にしない。
俺と駆け落ちしないか?」

「は、はい!」

慎二さんはあたしの手の甲に口付けをした。

わぁ〜あたしもう絶対手洗わない!!

あたしは自分が誰だか
すでに忘れてしまっていた。

明日は駆け落ち。

あたしは複雑な思いで荷造りをする。

寂しくなんか、ない。

あたしは身寄りのない
ただのメイドだから……





「恭子」





「慎二さん……」



「恭子〜?」





「慎二さん……」






「おーい恭子ー」
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