No rain,No rainbow
「本当は、高校の時から、クラスメイトがつけてるペアリングが、羨ましかったりしてて、結婚して、やっと指輪が着けられると思ってたんですけど、『お前には必要ない』って、言われちゃいました」

まぁ、あんな人から貰わなくて、逆に良かったです。

「あなたは本当に…」

呟いた律さんは、

一緒に来てください。

私の手を握って歩き出した。

「…律さん、どこに行くんですか…?」

「ナイショです、ナイショ」

いたずらっぽく、人差し指をくちびるに当てている。




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