No rain,No rainbow
「なんだか今日は、とても素直ですねぇ」

私の顔を覗き込む。

そのまま、素早く軽いキスを落とした。

固まる私に、

「今、あなたにキス、したくなっちゃったので」

オレも素直になっちゃいました。

拳を口に当てて、いたずらっぽく笑う。

その薬指には、お揃いの指輪が光っている。

その輝きも、律さんの笑顔も嬉しくて。

見つめ合う。

その瞬間、

私も素早く、伸び上がって律さんの頬に両手を添えてキスをした。


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