ぼっちな私と王子なきみと



ぽん、と手のひらの上で拳を弾ませて得意げな八重くん。



い、いっちゃんって……まさか一瞬押し黙ったのはあだ名を考えるため?




「まずは連絡先交換を目標に頑張りますってことで!改めてよろしくお願いします!」



ずいっと突き出された手のひらは、大きくて骨ばった男の子の手。



私がその手を取る事はなかったけど、八重くんはそんなこと気にもしていないのか、委員会が始まってからもずっとニコニコしながら同じクラスの女の子や前後に座る1年生と楽しく話していて。



「なんか想像よりすげえね、八重王子」



「うん…」



小松くんの言葉に相槌を打ちながら、私の目は少しだけ八重くんを追いかけていた。



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