ウソツキハート
「…さみし…かった…」
呟いた声は、みっともないほど震えている。
「metoo」
俺もだ。なんて、返事をしたあらたは、テーブルから身を乗り出してあたしの頭をくしゃくしゃと乱した。
そんな仕草のひとつひとつが、あたしの心を溶かしてゆくこと。
あらたは気がついているだろうか…?
すべてを託してしまいたくなる。
あたしのすべてをあらたに。
俯いたまま、頭の中をぐるぐる回るのは、あらたのこと、だけ…。
.