ウソツキハート



あらたに手を引かれて、奥へと歩く。



相変わらず、女の子たちのざわざわした声が聞こえて。



あたしとあらたを指差す子もいれば、目をそらす子もいる。



「ほら、これ。やるよ、あんずに。」



ふいに立ち止まったあらたは一度、あたしに振り向いて見せた。



見てみ?



そんな風に促されて、目線をあらたが示す方にやれば…、



…息が、止まるかと思うほどの、衝撃。



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