一途なハイスペック御曹司はお姫さまに夢中。



「みのりのこともあって、彼女にするなら城田さんのような優しい女性がいいと思ったんだよ」


天野さんからストレートに褒められ、顔がカッと赤くなる。


「そ、それは光栄です……」


なるほど。姪っ子を助けたから私に興味を持ってくれたのか!

彼女にしたいだなんて、初めて言われた。

褒められ慣れてないから、嬉しいけどなんかこそばゆいというか落ち着かない。



「直接会って話がしたかったから、キミの部署までお菓子を届けに行ったんだけど迷惑だったか?」


すかさず私は首を横に振る。


「とんでもないです!!美味しくいただきました。ありがとうございます!」


ただ視線がめちゃくちゃ痛くて質問攻めにあったけどね!


「それなら良かった。……ちなみに、マドレーヌを贈るのには“もっと仲良くなりたい”って意味があるのは知ってたか?さっきは付き合ってくれって言ったけど、まずは友達から始められたら嬉しいな」


へぇー、マドレーヌにそんな意味があったんだ。


贈る意味を考えて選んでるとか、さすがモテる人は違うね。





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