もう⋅⋅解放⋅⋅して⋅⋅⋅下さい
15章 それぞれ

❖❖弁護士

❖❖ 法や医療については空想です。
   私の理想です。
          Mamo ❖❖


旭は、また一人の生活がはじまり
周りの人達から
〔 奥さん、体調壊したのかな? 〕
と、思われる日々を送っていた。

そんな中で
有名な弁護士事務所へ
連絡をして予約を取り
全てを話した。

・一度だけ浮気をしたこと
・相手に子供ができたこと
・妻が家を出たこと
・妻の両親が亡くなった時
  妻か戻ってくれたこと
・相手の引っ越し費用と家賃を
 支払っていること
・子供を認知して欲しいと
 妻の経営する店にきて
 妻の前で言われたこと
・再び妻が家を出たこと

それを含めて、自分は
妻と離婚をしたくない
子供の認知も浮気相手と
一緒になる気持ちもない事を伝えた。

弁護士の中田さんは、
「かなり難しいですね。」
と、言ったが
茜に支払うなら
これぐらいになると
俺の給料等を計算して
出してくれた。
それは家賃込みで
子供が20歳になるまで。

「その時にこれ以上の請求
または、奥様を含め俺にも
接触をしないと言う書面を
とった方が良い。」
と、言われて作成して貰った。


その頃 茜は、
職場の和美に全てを話して
和美から
「なんなの?その人!!」
と、怒り心頭。

「既婚者であるとわかっていて
そんな関係になった茜ちゃんにも
非がある。
だけど、その人のやり方は、
あんまりだよ。
そんなに奥さんが大事なら
茜ちゃんとそんな関係にならなければ
良いじゃない。
やることやって、知らないでは
話にならない。」
と、言われて
私は、紬さんに酷い事をしたのだと
はじめて思った。


「でもね。こういう事は、
きちんとしておいた方が良い。」
と、言われて
和美さんの直接の知り合いではないけど
弁護士の先生を紹介されて
相談する事になった。
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