何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる【後編】






「天音…さようなら…。もう僕は泣かないよ…。」




青が誰もいない中庭から満月を見上げ、ポツリとつぶやいた。








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