何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる【後編】



「いつかこんな日が来る日が来る…。なんとなくわかっていたの…。」

皇后が力なくつぶやいた。

「皇后様…。」

士導長は何と声をかけたらいいのかわからない…。


「だってあの子は神なんかじゃない。ちゃんと心がある人間なんだから…。」




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