スタンドバイユー

「えっ…でも…」




「いーから!心配すんなって!!」




笑ってあたしの頭をくしゃくしゃと撫でる。




「うん!!」




元気よく返事をして、






「ねーねー、じゃあねぇ…」




「うん?」



2人並んで座ってもやっぱり、身長180センチの彼の方が大きい。




彼があたしの口元に耳を近づける。




あたし、今度は自分からキスしてみよう。って思ったんだけど…





「つめたっ!!」




「お前、鼻の先何でそんなに冷たいの?」




「好、また風邪引いたりしてんじゃないか?」




彼が心配そうにあたしの顔を覗き込む。




今、だ!!




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