※あの乙女はニセモノです

「へぇー」



「なっ、なによ!答えたんだから早く、手離して」



私は俯き気味にそっぽを向いた。



自分から聞いてきたくせに反応薄いし何なのよもう!



こんな顔絶対見せられない。



また弱み握られて変なことされたらたまったもんじゃないし。



「こっち向いてくれたら離すー」



こっ、こいつ。



絶対わかってて言ってる。



だってもう声が笑ってるし。



でもここは言うこと聞いとかなきゃまた何されるかわからない。



もうこうなりゃヤケよ!
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